- 獲得金額
- 980万3094円
- 受傷部位
下顎骨骨折,歯牙脱臼,口腔内裂傷,歯牙破片,咬合不全,外傷性咬合,外傷性顎関節症等の傷害、頭部外傷、脳挫傷、下顎骨骨折等の傷害
- 後遺障害等級
11級4号[10歯以上に対し歯科補綴を加えたもの]歯牙障害*既存障害が14級2号に該当)
事案・ご相談内容
被害者 | 男性・43歳・運転手 |
---|---|
受傷部位・内容 | 下顎骨骨折,歯牙脱臼,口腔内裂傷,歯牙破片,咬合不全,外傷性咬合,外傷性顎関節症等の傷害、頭部外傷、脳挫傷、下顎骨骨折等の傷害 |
後遺障害等級 | 11級4号[10歯以上に対し歯科補綴を加えたもの]歯牙障害*既存障害が14級2号に該当) |
獲得金額 | 980万3094円(保険会社最終提示額299万4707円) |
裁判所・事件番号 裁判年月日 |
札幌地方裁判所平成12年(ワ)第5073号 平成13年8月28日判決 |
既存障害14級の既存障害がある被害者の負った歯牙障害が後遺障害等級11級と認定されたところ,加害者側は,運転手として稼働する被害者の労働能力に影響がなく逸失利益は認められないし,仮に認められるとしても,労働能力喪失期間は5年程度であるとの主張でした。
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
治療費 | 2,011,306 | 2,534,050 | 522,744 |
入院付添費 | 3,219,873 | 306,000 | -2,913,873 |
入院雑費 | 43,000 | 66,300 | 23,300 |
休業損害 | 321,501 | 400,000 | 78,499 |
後遺症逸失利益 | 2,560,000 | 8,403,059 | 5,843,059 |
入通院慰謝料 | 1,281,360 | 1,800,000 | 518,640 |
後遺症慰謝料 | 0 | 2,500,000 | 2,500,000 |
過失相殺 | ▲20% | ▲20% | |
損害の補填 | ▲2,490,827 | ▲4,766,363 | |
弁護士費用 | 0 | 800,000 | 800,000 |
計 | 2,994,707 | 8,841,164 | 5,846,457 |
遅延損害金 | 0 | 1,021,930 | 1,021,930 |
合計 | 2,994,707 | 9,863,094 | 6,868,387 |
単位:円 |
解決内容
裁判では加害者の主張は斥けられ、労働能力喪失期間を就労可能年齢67歳までとし、労働能力喪失率15パーセントとして算出されました。
また、過失割合についても加害者側の主張は30%でしたが裁判所では20%にとどめる認定となりました。
以上を踏まえ、当初保険会社が提示した最終示談提案額が300万円足らずだったのに対して、遅延損害金も含め、980万円を超える支払いになりました。
前田 尚一(まえだ しょういち)
前田尚一法律事務所 代表弁護士
出身地:北海道岩見沢市。
出身大学:北海道大学法学部。
主な取扱い分野は、交通事故、離婚、相続問題、債務整理・過払いといった個人の法律相談に加え、「労務・労働事件、クレーム対応、債権回収、契約書関連、その他企業法務全般」も取り扱っています。
事務所全体で30社以上の企業との顧問契約があり、企業向け顧問弁護士サービスを提供。
その他の解決事例
- 獲得金額
- 1893万8468円
- 受傷部位
右大腿骨開放骨折,右膝蓋骨骨折,右上腕骨筋に部骨折,左第一中手骨骨折,外傷性くも膜下出血,顔面頚部裂創,下顎骨骨折,右外傷性血気胸の傷害
- 後遺障害等級
併合11級脳挫傷痕(12級13号[局部に頑固な神経症状を残すもの])、右膝運動時痛(12級13号[局部に頑固な神経症状を残すもの])、右下肢骨解放骨折後の右下肢の短縮障害(13級8号[1下肢を1センチメートル以上短縮したもの])なお、顔面・右手・右下肢・右胸部・右前腹部の箇所に術後瘢痕が残存については、後遺障害に該当しないものとされた。
女性・20歳・スーパーマーケット勤務
【死亡事故・スーパーマーケット勤務の20歳の独身女性】3000万円を超える増額・保険会社の最終提示の損害残額は1500万円余りであったが,訴訟を提起した結果,4500万円余りの金額を獲得した事例
- 獲得金額
- 4545万7552円
- 受傷部位
- 後遺障害等級
死亡事故
- 獲得金額
- 4594万5516円
- 受傷部位
- 外傷性ショック
- 後遺障害等級
死亡