保険会社の提示額の約2倍を獲得。裁判を通じて得た心の安定:交通事故で脳挫傷などの重傷(後遺障害12級)
交通事故で脳挫傷などの重傷──
「裁判を通して“納得”を得られた」67歳女性の体験
保険会社提示額の約2倍・1056万円を獲得
誰もが「自分には関係がない」と思っている交通事故。しかし、一度遭ってしまうと、その後の生活は一変します。
事案概要
お客さまの声(要旨)
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1. 誰もが無関係ではない、突然の事故と一変した生活
誰もが自分には関係がないと思っている交通事故に遭いました。
一年という闘病・観察期間を経て、外見上は問題がなくても、私には頭位変換性めまいという後遺症が残りました。生活は一変し、夫のサポートが不可欠なものとなりました。
症状固定後、保険会社から賠償金の提示を受けましたが、
その金額が適正なのか、私たちには分かりませんでした。
2. 裁判の壁を乗り越え、勇気を出した一歩
ネットで交通事故裁判に詳しい弁護士を探し、
札幌での豊富な実績を見て前田先生に相談。
面談で「倍近い金額になる可能性がある」と聞き、訴訟をお願いしました。
気持ちが落ち着いてきたら、思い切って裁判に打って出る勇気と情熱が必要だと痛感しました。
でも、先生の的確な説明と支えで、前に進むことができました。
3.金額的な増額と真の「心の解決」
前田先生の助力を得た私たちの戦いは、裁判長による和解案を受け入れるという形で決着しました。
こちらの主張が配慮され、当初の保険会社の提示額の約2倍でした。
振り返ってみて、本当の解決とは、単に金額的な面だけではありません。裁判によってこちらの主張が配慮され、気持ちを納得させる「心の安定」こそが、真の解決だと私は思います。
この記述が、迷っておられる被害者の方々への少しでも助言になればと思います。
解説:増額のポイント
本件では、MRI画像により脳挫傷痕の残存が確認されており、
これが「体動時のめまい」という自覚症状の根拠になっていました。
「他覚的証拠が乏しい」ことを理由に過小評価されがちです。
保険会社は低い評価を提示していましたが、
裁判所で、医学的資料と専門医意見を精査し、詳細な主張を重ねることで
和解によって適正な後遺障害評価と賠償額を実現しました。
